安全で難易度の高い手術を出来る設備を充実させました。新型コロナウイルス感染症対応の一環として院内衛生管理用の設備を追加しました。
2020年9月30日
安全で難易度の高い手術を実施すべく、新しい設備を導入いたしました。
(1)血管シーリングシステム サンダービート
サンダービートは血管を超音波で止血しながら切断します。従来の糸で結ぶ方法と比較すると約5分の1まで時間を短くすることができスピーディーに処理することが可能です。また、かなり太い血管まで使用することが可能で人の手では大変な血管処理も安全に止血をすることが可能な機械です。
難易度の高い血管が豊富な悪性腫瘍の摘出や肝臓、脾臓の手術などを行う際にはこちらを使用し、より安全に行うことが可能となりました。
重篤な病気の手術はとてもご不安なことかと思いますが、ご安心いただき当院にお任せください。
(2)整形外科用パワーツール サージック
サージックは整形外科の手術で使用するドリルや骨を切るソーなどに使用する機械です。今までの方法より短時間での手術が可能です。ドリルもソーも動物用にマイクロサイズのもので、骨の損失を最小限に抑えることができます。
多くの皆様により広範囲な手術に対応できるよう導入いたしました。骨折や脱臼などの手術をご希望の際にはぜひご相談ください。
(3)次亜塩素酸水生成装置 エルビーノ
新型コロナウイルス感染症の拡大に対して院内の衛生管理を強化するため、次亜塩素酸水生成装置を導入いたしました。
次亜塩素酸水は食品添加物としても使用されているもので、当院では診察台やドアの取っ手、ソファ、トイレなどの消毒全般で使用しております。
新型コロナウイルスにも有用性が認められ、有効な使用方法で使用しております。
新型コロナウイルス感染で皆様もご不安なことと思いますが、院内の衛生管理をより徹底して、感染を広げないよう鋭意努力してまいります。